自己開示の重要性
あなたの周りにも様々なタイプの営業マンがいると思います。
お客様とすぐに打ち解けることができるセールス、壁ができたまま打ち解けるまでに長い時間がかかってしまうセールス。
セールス本人の性格によるところも当然ありますが、お客さまが心を開いてくれるかどうかはセールスのちょっとした働きかけで大きく変わります。
*自己開示とは
人と打ち解けることが早い人に共通しているのは、自己開示を積極的に行うことです。
自己開示と聞くと難しい印象を受けますが、要は自己紹介です。自己紹介と言っても、会社の入社式でするようなかしこまったものではなく、会話の流れでサラッとできるようなモノをイメージしてください。
例えばこんな感じです。
・私は○○県の出身なのですが〜
・私も○歳の子供がいまして〜
・休日はよく○○をしておりまして〜
お客様のアンケートをいただいた時や、お子さんがご一緒にいた時、趣味に関する道具を見かけた時などが良いでしょう。
*自己開示の効果
自己開示って意味あるの?って思われますよね。特に昨今は個人情報にうるさい世の中。自己開示=個人情報の公開でもありますから、抵抗を覚える方も多いと思います。
それでもセールスマンはお客様のニーズを引き出さなくてはいけません。つまりは、お客様に自己開示をしていただく必要があります。
素性の知れない人に、自分の個人情報話したいと思うでしょうか。相手がどんな人間か分かっていないと、心を開放してプライベートなことまで話をしようと思いませんよね。
私はこんな人間で、普段こんなことをしている者です。と、お客様に伝えることで、お客様はそのセールスに対して安心感を抱き、色々と話をしてくれるようになるのです。
*コミニュケーション能力は不要
巷で言うような高度な会話テクニックはいりません。私も実はコミュニケーション能力は人並み以下で、美容室に行っても一言も話さないくらいの、"コミュ障"です。
それでも適度な自己開示をするだけでお客様の心は開き、仕事が進めやすくなります。
これを無意識で行いお客様と打ち解けるセールスもいますが、そういったセールスは売上に波があります。
意識的に行うことができればスランプなく高い実績を継続することができますので、是非、この自己開示を意識して営業活動に励んでみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。